ユカヌバタイムス

3

Sep

HEALTH

食事のあげ過ぎには要注意
ワンちゃんは「早食い・食い溜め」傾向アリ!?

目の前で愛犬が勢いよくご飯を食べる姿をみて「こんなに美味しそうに食べてくれて嬉しい!」、「よっぽどお腹が空いていたのね」と思うのは、飼い主として当たり前だと思います。でもその食べ方に、実は「ご飯が美味しい!」や「腹が空いている」なんて衝動とは違う要因があるとしたら?今回はワンちゃんの祖先であるオオカミの習性から、ワンちゃんの早食いの実態をお届けします。

ワンちゃんの味蕾(みらい)は人間の1/5しかない!

そもそもワンちゃんには「このご飯、味しい!」という感覚があまりないと言います。というのも舌の上には味を感じる味蕾(みらい)という器官があるのですが、人間が約9000個あるのに対して、ワンちゃんは1700個程度。人間の2割弱しか味を察知する能力がありません。そしてそれは食事を味わうというよりも、口に入れて平気か否か、嗅覚と合わせて毒を避けるための機能として備わっているものになるそうです。

急いで食べるのは祖先・オオカミの習性が関係している!

ワンちゃんの早食いに関して、食事を「美味しい」と思う感覚以上に影響しているのが実は祖先であるオオカミの習性です。
オオカミは常に群れで行動し、狩りをしながら生活する生き物です。ときには何日間も獲物にありつくことが出来ず、お腹を空かせて過ごすことも珍しくありません。そんな生活リズムのせいで強く根付いたのが「食べられるときにたくさん食べよう」という、食い溜めの精神です。その食い溜め精神が人間の家族として暮らすようになった現代の犬たちにも、根強く備わっているのです。
勢いよく食べている様子を目の当たりにしても「お腹が空いてるならもう少しあげよう」と量を増やすのはご法度!ワンちゃんは一度の食事で、自分の体重の2割の量を食べれるといわれています。例えば体重が10kgあるワンちゃんなら、2kgは食べられる計算になりますが、それは人間に換算しても驚くべき量を食べていることになりますよね。でもそれでは肥満体型まっしぐらです。

ワンちゃんが早食いしている様子を見ても、私たち人間の空腹時と同じように解釈せず、ちゃんと体重チェックしながら、体型に合わせて決められた量の食事を上げるよう気を配りましょう。

text : Wakako Matsukura

illustration : Masatoo Hirano

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