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ユカヌバタイムス

12

Apr

HEALTH

素朴な質問やふと浮かんだ疑問に原田さんがご名答
獣医師・原田洋志さんに聞いてみよう!
Q:「おやつ」って、そもそも必要ですか?

すでにワンちゃんと一緒に生活している人はもちろん、これからワンちゃんをおうちへ迎えたいと考えている人、またワンちゃんと接点はないけど「そういえばあれって、どうなんだろう?」なんて、普段から湧いてくる疑問の数々。 でも誰に、どう聞けばいいかわからない質問について、ロイヤルカナンのサイエンティフィックコミュニケーションマネージャーであり獣医師としてのキャリアを持つ原田洋志さんがお答えします!
今回は、ワンちゃんのご機嫌と切っても切れない(?)おやつにまつわる質問です。

サイエンティフィックコミュニケーションマネージャー/獣医師
原田洋志さん

Question

一緒に暮らし始めたチワワがおやつばっかり食べたがるんですが、そもそも犬に「おやつ」って必要なのでしょうか?(鹿児島県在住:30代男性)

(相談者のコメント)結婚を機に、奥さんが一緒に暮らしていたチワワ(3歳/♂)が家族に加わりました。そのチワワ、自分の食事はそこそこに、すぐにおやつを食べたがります。喜んで食べる様子が可愛くてついついおやつを上げてしまうんですが、そもそも「おやつ」って犬にとって必要なんでしょうか?

―「おやつ」というとワンちゃんは喜んで食べるイメージがありますが、本当のところはどうでしょうか? そもそも必要かどうか。

ワンちゃんが喜んで食べているかどうかについてはまた別で言及するとして、犬はそもそも、人間に比べて味蕾という器官が極端に少なく、味を感じる能力が2割弱しかありません(https://eukanubatimes.jp/archives/647)。そうなると味覚でおやつを識別して食べているわけではないので、特別に必要ではありません。

―なるほど、ここでも人間の感覚で「おやつ=別腹」と考えがちですが、ワンちゃんにとってはそんなの関係ないわけですね。

そうですね。しかしながらおやつはしつけをするにあたってとても効果的と言えます。家庭でワンちゃんがお座りや待て、伏せをしたときにいつも食べている食事とは違う、特別な「おやつ」をもらえる。それはワンちゃんにとって分かりやすいご褒美になるんです。だからしつけをするときのツールとして、またドッグスポーツなどへ挑戦しているワンちゃんにご褒美として与えるのは有効です。
ただし、しつけやトレーニングのご褒美におやつを使う場合、気をつけるべきなのが与えるおやつの量です。おやつは大きいまま与えず、小さくちぎってあげること。ワンちゃんの体格にもよりますが、小型犬だったら5mmから1cm四方くらい、口に入れても一瞬で無くなる量にしてください。
ワンちゃんは、自分の行動を4秒で忘れてしまうと言われているので、モグモグと咀嚼しているうちにそのおやつが何をしてもらったご褒美だったかを忘れてしまうんです。大きなおやつだと食べ終わるまでに時間が掛かりますよね、その間に「このご褒美、なんでもらったんだっけ?」と一連の流れ自体を忘れてしまう。それではおやつのご褒美効果が薄れてしまうので、しつけができた瞬間に味わえる程度の量であることがポイントです。
あとはときどき特別な食事を与えてオーナーさんと楽しいひと時を過ごす、そのためのコミュニケーションツールとして捉えて使うのも効果的だと思います。しかし、おやつは食事に比べてカロリーが高いので食べさせ過ぎには注意しながらうまく使いましょう。

―おやつもただワンちゃんが欲しがるままにあげるのでは肥満の原因になってしまいますもんね。あくまでご褒美でありコミュニケーションツールとして使うことがポイントですね。

text : Wakako Matsukura

illustration : Masato Hirano

special thanks : Hiroshi Harada

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