ユカヌバタイムス

13

Nov

HEALTH

高機能なフードが増える裏側で
比例して増えている、愛犬の栄養過多!

使われている素材や栄養価、味付けなど、さまざまなドッグフードが多種多様に展開される今、ワンちゃんたちの身体にはどんな変化が起こっているのか?昔より素材にこだわった、高級なイメージのフードが増えるなか、改めて気をつけるべきポイントは「栄養過多」でした。

長生きするようになったからこそ、気をつけるべき栄養過多

今、ワンちゃんたちは医療の進歩により、フィラリアや心臓病などで亡くなってしまう危険性が減り、平均寿命が格段に延びていると言われています。その事実は嬉しいことですが、その一方で栄養バランスよりも素材重視のフードやお菓子の増加により、栄養過多が知られざる問題となっています。

まず日本では室内で飼われているワンちゃんが多く、慢性的な運動不足傾向にあります。そのうえで、栄養価の高いドッグフードやお菓子を食べていると自然と栄養過多となってしまうのです。
普段、オーナーがワンちゃんの健康状態を確認するときの基準として毛なみやツヤ、体型や排便の状態などがあります。毛ツヤがなくパサついていたり、肋骨が浮き上がっている。また便の状態が柔らかすぎたり硬すぎたりすれば栄養不足として即対処できますが、栄養過多はなかなか見た目ではわかりません。

例えばタンパク質や脂肪分が多いと毛艶も良くなり、一見健康そうに見えますが、必要以上にタンパク質や脂肪を摂取していると、肥満傾向になるのに加えて、肝臓や腎臓に負担がかかってしまいます。肝臓や腎臓の病気となると、かなり進行して状態が悪化しないと見た目にも症状が表れないので、こまめな健康診断をして、はるべく早めに兆候を見つけないといけませんし、見逃してしまうと年齢を重ねてからワンちゃんの身体を蝕む恐れがあります。

栄養過多の症状は犬種や大きさ、年齢によってさまざまですし、オーナーの判断ではわからないので、病院での定期的な健康診断を心がけるようにしましょう。

また総合栄養食には、ワンちゃんのライフステージごとの栄養基準が定められており、たくさん栄養が必要な順に「妊娠/授乳期」>「成長期」>「成犬期」となっています。「オールライフステージ」や「すべてのライフステージに適用」とうたっている以上は、最も栄養が必要な「妊娠/授乳期」の基準を満たす必要があります。
そのため「オールライフステージ」に適応しているフードを使用する場合、カロリーや栄養過多にならないよう特に注意する必要があります。
愛犬を元気で健康な状態に保つために、ライフステージも含め、愛犬に合った栄養バランスのフードを選んであげるようにしましょう。

text : Wakako Matsukura

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